ES的方程式
ESの方程式

ニャルラトテップ·攻略来源:Nyarlathotep HOTEL

ESの方程式攻略(日文)


  登場人物紹介
  草薙(くさなぎ)
  涼崎と組んで探偵をしている二十五歳の男性。
  三年前、心理捜査官育成計画の研修を港区旧警察病院で受けていたときに、
  研究対象であった精神病質者(サイコパス)の鵺野に出会う。
  また、この研修期間中に外来患者として涼崎の記憶の治療をおこなっていた。
  涼崎聡(すずざき さとし)
  百人町の外れ(JR大久保駅から歩いて五分)にある探偵事務所を経営している二十六歳の男性。
  以前、殺人事件に巻き込まれたことで、記憶障害と多重人格障害を起こしたことがある。
  その殺人事件の被害者である柏木夫妻の実の娘を養女として引き取っている。
  デザイナーズブランドのシャツをだらしなく着込んで、絶えずサングラスをかけ、
  右腕に明日香からのプレゼントである腕時計をつけている。
  柏木明日香(かしわぎ あすか)
  腰まで届く天然の栗毛と癖のある前髪が印象的な二十歳の女性。
  十七歳のときに涼崎の養女として引き取られた。
  「黒の断章」と名付けられた事件を機に、現在では涼崎の探偵助手兼恋人となった。
  冬川希(ふゆかわ のぞみ)
  某有名私立女子校に通う高二の小柄な少女。
  以前「黒の断章」と呼ばれる殺人事件に巻き込まれたときに失語症となり、
  元精神科医であった草薙に面倒を見てもらったことで草薙のことが好きになる。
  咲水遙(さきみず はるか)
  希の身元引受人として同居している女子大学生。
  彼女は同性愛者であるが、希にはそのことを隠して同居している。
  今回の事件では、電話だけの登場となる。
  木場亮次(きば りょうじ)
  柄シャツにソフトスーツ、刈り上げた髪に度の浅いレイバンというチンピラ風の格好をした男性。
  路線脇の繁華街(新宿)にあるテレホンクラブ上のアパートで麻亜美とふたりで暮らしている。
  末期ガンである彼は、妹である麻亜美のために少しでもお金を残そうと毎日、金儲けに奔走している。
  江口麻娃美(えぐち まあみ)
  変わった感性を持った十八、十九歳になる少女。
  私生児として生まれ育ったので、亮次を兄と知らずに愛している。
  リボンネクタイをしたバーテンのような格好をしている。
  滝沢洋子(たきざわ ようこ)
  戦後間もなく創刊されたオカルト誌『世界樹(ユグドラシル)』の専属ライター。
  彼女は「超能力探偵VS普通の探偵」という企画をやるために涼崎に近づく。
  歩(あゆむ)
  洋子が「超能力探偵VS普通の探偵」という企画のために、
  超能力探偵として連れてきた双子の姉妹のうちのひとり。
  スニーカーに短いトラウザース、そして体に合わない大きなストライプのシャツを着た、
  ボーイッシュな十四歳の女の子。
  
  操(みさお)
  予知能力を持っていると主張する双子の姉妹のうちのひとり。
  小さなヒールに可愛いスカートの女の子。
  
  佐々木秀男(ささき ひでお)
  洋子が「超能力探偵VS普通の探偵」の取材のために連れてきたカメラマン。
  短く刈り上げた髪に、洗いざらしのジーンズを履き、
  見るからにスポーツが得意そうな細いが締まった体した若い男性。
  ヘリコプターの免許を持っている。
  
  蒼澤瑞穂(あおざわ みずほ)
  家庭的な二十二歳の女性。
  父子家庭だったが、十六歳のときに父が亡くなり、それからは妹・なほの母親代わりを務める。
  好きなことをしている妹を時々憎くなる自分に嫌悪を感じている。
  
  蒼澤なほ(あおざわ なほ)
  十七歳になる明朗活発な女の子。
  毛先にシャギーがかかったセミロングの髪をしている。
  
  佛鵜源一郎(ほとけう げんいちろう)
  殺人課の警部補。「佛の源さん」という愛称で呼ばれている。
  今回の事件では、色々と面倒を見てくれる。
  
  寺田貴義(てらだ たかよし)
  佛鵜の部下。涼崎とは仲が悪い。
  
  山崎聡美(やまざき さとみ)
  三年前、心理分析官(プロファイラー)導入の計画に選ばれて参加した六人いるメンバーのひとり。
  当時の草薙にとっては、色々とアドバイスをくれるお姉さんといった存在。
  当時はショートヘアーだったが、現在は髪を伸ばして後ろで束ねている。
  心理分析官の道が閉ざされて、彼女は独立して渋谷に精神相談所を開いた。
  現在は二十七歳になる彼女は、十五歳のときに父に犯されたというトラウマがある。
  母は娘が犯されたのに気づいて父を刺殺し、獄中で衰弱死した。
  沢村人志(さわむら ひとし)
  三年前の心理分析官制度導入計画時の主任。大柄で筋肉質の男性。
  心理分析官計画の現場責任者だった彼は、宮前の起こした事件の責任をとった。
  事件後、コネを生かして小さな精神療養施設に入社し、現在は副園長の地位にまで昇り詰めている。
  一条絢(いちじょう けん)
  三年前の心理分析官制度導入計画時のメンバーのひとり。
  キザな印象を受ける二十三歳の男性。
  現在は精神医療をモチーフとした猟奇殺人をテーマに小説を書いて、作家として高い評価を受けている。
  彼は湾頭の一族に鵺野のために働くよう訓練されている。
  三年前、彼は宮前が狂うのを助長した。
  水野菜奈子(みずの ななこ)
  三年前の心理分析官制度導入計画時のメンバーのひとり。
  眼鏡をかけたおしとやかな女性。
  草薙に恋心を抱く。
  宮前守(みやまえ まもる)
  三年前の心理分析官導入計画時のメンバーのひとり。
  ちょっと肥満が目立つ二十歳の男性。
  同僚の水野に異常な愛情を抱く。
  鵺野兼人(ぬえの かねひと)
  三年前、プロファイラーの研修用となった精神病質者(サイコパス)の少年。
  八年前に村の若者五名、父、妹の計七人を殺害した。おもな殺害方法は刺殺。
  特に妹の死体は、彼の「腹腔に心が宿っている」という考えから、
  手足を轢断されたうえ、腹部が裂かれて胎児が引きずり出されていた。
  彼は陰洲升という漁村の出身で、その村で彼は雲頭様の生き神として忌まれてきた結果、
  彼自身、自分を本当に生き神と思い込んでいる。
  
  染野谷宗一(そめのや そういち)
  ストライプのダブルのスーツ、ピンク基調の趣味の悪いタイ、
  鏡の代わりに出来そうなエナメルの靴という格好をしている三十代の男性。
  彼は関東でまずまずの勢力を誇る武闘派で知られる大西組の若頭。
  以前、”アイスキャンディ”という通称の新型覚醒剤に関する一大スキャンダルで涼崎と関わりを持つ。
  
  安(やす)
  スーツの下は防弾チョッキ、そして防弾繊維が編み込まれてた防弾コートを着た巨漢の男性。
  大西組の組員。染野谷の警護役を務める。
  
  蓮岡広(はすおか ひろし)
  陰洲升村で郷土資料館の司書をしている四十歳前後の男性。
  人間の母と湾護役(ワンズえき)の父の混血のため、湾護役の者に「出来損ない」と呼ばれている。
  彼は、母親が湾護役の一族に自殺に追いやられたことを恨んでいる。
  
  老婆
  陰洲升村に一件だけある旅館を経営している。
  ヒラメのような顔つきをした湾護役の老婆。
  
  賢次(けんじ)
  魚のような歯と顔つきをした三十代の男性。
  旅館を経営している老婆の息子。
  鵺野奈茅(ぬえの なち)
  肌が白く、大きなリボンが印象的な少女。
  近親相姦(インセスト)の結果として兄・兼人の子供を妊娠する。
  
  登場書物の紹介
  『サイコ』 ロバート・ブロック著              
  『啓蒙運動』 アルハズレッド・ワルダー著          
  『心理の牙』 著者不明                   
  『シーキャッスルとシークレリア』 相川聡著         
  『マインド・コントロールの恐怖』 スティーヴン・ハッサン著 
  『セクト』 フーゴー・シュタム著              
  『軽犯罪の心理~万引において~』 関西大学助教授・大西力也著
  『遠野物語』 柳田國男著                  
  『伊太利における東御音族の歴史』 フォン・シュバインコップ著
  『大本神論』 出口王仁三郎著                
  『世界の影』 ゴーチェ・ド・メッツ著            
  『金枝篇』 J・G・フレイザー著              
  『魔術の復活』 ケネス・グラント著             
  『ある精神分析家の告白』 ストーリン著           
  『フランシス・ベーコン論』 ジル・ドゥルーズ著       
  『快感原則の彼岸』 ジグムント・フロイト著         
  『自我とエス』 ジグムント・フロイト著           
  『心・脳。科学』 ジョン・サール著             
  『フルメス心理療法研究』 野間俊一著            
  『アンチ・オイティプス』 ドゥルーズニガタリ著       
  『フロイトと人間の魂』 ベテルハイム著           
  『現代臨床精神医学』 大熊輝雄著              
  『純粋欲望』 B・バース著                 
  『悪霊論』 小松和彦著                   
  『日本霊異記』(にほんりょういき)             
  『今昔物語』(こんじゃくものがたり)            
  『神伝鹿卜秘事記』(しんでんろくほくひじき)        
  『神代巻根国史』(かみよのまきねのくに)          
  『神授禁厭祈祷之伝』(しんじゅきんえんきとうのでん)    
  『延喜式』(えんぎしき)                  
  『宇良奈比真伝』(うらないしんでん) 佐野経彦著      
  『式外延喜録』(しきがいえんぎろく)            
  『九頭龍権現縁起』(くずりゅうごんげんえんぎ)       
  
  用語解説(作成中)
  ゲームを解いていない人は見ないほうが良いかも。
  見たい人は、「用語解説」を押してください。
  攻略チャート
  渋谷 
  希と会話をする。ぶつかった少女と会話をし、少女の下着を覗き、また少女と会話をする。
  渋谷
  選択肢後、やってきた木場と会話をする。
  渋谷
  散乱した名刺を拾っている希と会話をし、希の下着を覗き、また希と会話をする。
  探偵事務所 
  希と会話をする。選択肢後、涼崎と会話をする。滝沢と涼崎のラブシーンを見たあと、滝沢と会話をする。
  港区旧警察病院
  山崎と沢村と会話をする。
  港区旧警察病院
  病室Fへ行き、鵺野と山崎と会話をする。会話に行き詰まったら、鵺野の手と人形を見てから、また鵺野と会話をする。
  港区旧警察病院
  ミーティングをおこなっている沢村してから、水野と会話をする。
  探偵事務所 
  滝沢、佐々木、歩と操の順で会話をする。
  港区旧警察病院
  水野と会話をする。室内に並んでいる本棚を数回調べたあと、手前にある長机を見る。やってくる山崎と選択肢を選んで会話をしたあと、山崎と草薙のラブシーンがある。
  港区旧警察病院
  水野を捜すこととなり、まず病室Fへ行く。病室Fにいる一条と宮前と会話をする。話に行き詰まったら、宮前のペンを見てから、また宮前と一条と会話をする。
  港区旧警察病院
  会議室で水野を発見する。
  精神相談所
  山崎と会話をする。山崎の反応がなくなったら、体を見る。山崎が部屋を出て行ったら、パソコンを選択肢が出るまで調べ、ブラインドを見てから、左の磨りガラスを調べる。
  警察署内
  寺田と佛鵜と会話をする。
  港区旧警察病院
  涼崎と明日香と会話をする。会話に行き詰まったら、手を見てから、また明日香と涼崎と会話をする。
  港区旧警察病院
  病室Fへ行く。
  警察署内
  佛鵜と寺田と会話をする。
  探偵事務所
  涼崎と会話をする。歩と操と会話をする。双子と涼崎のラブシーンを見る。
  探偵事務所
  涼崎と木場と会話をする。電話を見る。
  沢村の自殺現場
  佛鵜と寺田と会話をする。
  木場のアパート
  麻亜美と会話をする(選択肢あり)。
  探偵事務所
  涼崎と会話をする。移動する。選択肢を選ぶ。
  一条の自宅
  一条と滝沢と会話をする。
  探偵事務所
  なほと会話をし、会話に行き詰まったら、なほの顔を見てから、またなほと会話をする。
  蒼澤家
  瑞穂と会話をする。なほと涼崎のラブシーンを見る。
  探偵事務所
  鵺野と会話をする。
  探偵事務所
  染野谷と安と会話をし、会話に行き詰まったら、腕を見る。 
  探偵事務所
  涼崎と会話をし、会話に行き詰まったら、電話をかける。選択肢を選ぶ。
  木場のアパート
  麻亜美と会話をする(涼崎が選択肢で「抱く」を選んだ場合、麻亜美とのラブシーンが見られる)。
  蒼澤家
  涼崎が訪れた場合、瑞穂とのラヴシーンが見られる。
  探偵事務所
  涼崎と会話をする。
  木場のアパート
  佛鵜と寺田と会話をする。
  探偵事務所
  希と滝沢と会話をする。
  陰洲升村・旅館
  旅館を見る。
  陰洲升村・旅館
  明日香と涼崎と会話する。明日香と涼崎のラブシーンを見る。
  陰洲升村・旅館
  涼崎と会話をし、会話に行き詰まったら、奥に見える掛け軸を調べてから、また涼崎と会話をする。
  陰洲升村・旅館
  老婆と会話をする。
  陰洲升村・旅館
  賢次と会話をする。
  陰洲升村・郷土資料館
  資料館を見る。
  陰洲升村・郷土資料館
  蓮岡と涼崎と会話をする。
  陰洲升村・泥府神社
  鵺野と会話をする。鵺野との会話で行き詰まったら、手を見てから、また鵺野と会話をする。涼崎と会話をする。涼崎との会話で行き詰まったら、社を見てから、また涼崎と会話をする。
  東京
  希と草薙のラブシーンを見る。
  ※ゲーム中の選択肢について
  涼崎と草薙が二手に分かれる選択肢(瑞穂と麻亜美のラブシーンに影響)以外は、ただ微妙に会話や出来事の順が変わるだけです。
   
  攻略担当者の感想
  量子力学のパラドックスと独我論のパラドックス、Es(エス)と人間の脆い倫理観、神社と古神道、心理学の限界と精神医学の問題などといったものを巧みに利用したことで、実に日本色の強いダーレス的(人間性関与という意味での)なクトゥルフ神話作品となっており、クトゥルフ神話を知らない方でも奇妙な人間模様を楽しめると思います。ただ、ゲーム中、主人公の草薙が何度となく自問自答をする場面がありますが、この自問は鵺野の常識とプレイヤーの常識の差を埋める云わば接合剤になっているようです。極端な話、この計算された草薙の自問自答をうっかり聞き漏らすようなことがあれば、鵺野をはじめとする登場人物たちの考えを理解することが難しくなるでしょう。それ故に、プレイヤーの分身でもある主人公の草薙の自問自答には注目して欲しいと思います。ところで、ゲーム終盤で鵺野は量子力学の「シュレディンガーの猫」というパラドックスを飛躍させた話を持ち出しますが、その話を直接聞いている主人公の草薙だけでなく、間接的に聞いているわたし自身までもが、自分の知らないうちに鵺野の話に引き込まれ、見るもの、聞くもの、考えるもの、想像するものすべてが「わたしとい う観察者」を得て存在しているような錯覚を起こしました。もしかすると、わたし自身も鵺野に魅入られそうになったひとりなのかもしれません。
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